包茎手術を受けるときの注意点まとめ|手術方法と術後の過ごし方

包茎手術は恥ずかしさやコンプレックスの解消や、泌尿器関連の病気や症状のリスクを軽減するために検討される方が多い手術です。手術に興味を持っている方も多いかもしれませんが、包茎手術を受ける時にはいくつか注意点があります。包茎手術をする時に心配となる点の一つが痛みと言えます。

注意点を知ることで、痛みを抑えることも期待出来るため、知っておいて損はないでしょう。手術の方法と術後の過ごし方を知ることで安心して手術を受けることが出来ると言えます。そこで今回は、包茎手術の方法と術後の過ごし方についてまとめてみました。

包茎手術の方法について

包茎手術の方法は多くの医院の場合で予約を取ることから始まります。予約をした日に来院し診察とカウンセリングを受けます。手術について気になることがあれば、この時に質問すると良いでしょう。少しでも不安を解消することでリラックスして手術に臨めると言えます。

治療は麻酔を行ってからするので治療中に痛みを感じることはありませんが、もし痛みを感じた場合にはすぐに医師や看護師に話しましょう。この時に使われる麻酔は局所麻酔がほとんどです。局所麻酔は、名前の通り局所に麻酔を施す方法です。患部に注射をすると聞くと痛みが心配となる方もいるかもしれませんが、多くの医院ではほとんど痛みを感じないように工夫が施されています。

また、どうしても痛みに対する不安や恐怖心が消えないという時には、眠っているような状態で手術が終了するマスク麻酔や静脈麻酔を取り入れている医院もあります。局所麻酔よりも高額となるケースが多いですが、痛みが心配な方は選択肢に入れておいても良いかもしれません。

麻酔が終わったら手術に入ります。包茎手術はⅠ時間程度で終わることもある簡単な手術で、たいがいは日帰りで行われます。そのため、手術後には自宅でのアフターケアが大切になると言えるでしょう。

包茎手術直後の注意点について

包茎手術が終わったら、患部に薄い包帯を巻かれます。この包帯は治療専用の特殊なもののため目立つことはありません。巻かれる包帯は少しきつめ程度にされますが、亀頭周辺の圧迫止血も兼ねているため、きついと感じても緩めることはせず我慢しましょう。

手術をしているため出血はありますが、包帯にしみる程度ならあまり心配はいりません。もし、出血量が多くぽたぽたと垂れているようならば医師に相談する必要があります。入浴については、包茎手術当日からシャワーを浴びることが可能です。

しかし、術後3日間は患部を濡らさないように気をつけましょう。気になる痛みのピークについては個人差はありますが、術後1~2時間程度です。手術で使った麻酔が切れてくると多少なりとも痛みがあります。痛みが出てきてから痛み止めを飲んでも、痛み止めが効くまではやや時間がかかります。

手術後に医院から痛み止めを処方されたら、まだ麻酔が効いている手術直後に飲むようにしましょう。また、痛み止めを使っていても患部に違和感が出てしまうことは病む負えません。手術後には出来れば2、3日の休みを取るようにするのが良いと言えます。連休や長期休暇を利用して行うのもひとつの手段です。

アフターケアの方法について

包茎手術を行ってから4日目より、全身シャワーを浴びることが可能となります。包帯を自分で外すようになりますが、血液や分泌液などが付着しているため、まずはぬるま湯のシャワーで包帯ごと十分に濡らして外すようにしましょう。

ゆっくりとはずせば痛みも出ないはずです。入浴が出来るのは手術後2週間目となるので、この時はシャワーだけですませるようにするのが注意点です。入浴後には薬を塗り包帯を巻きなおします。この時に包帯をゆるく巻きすぎると隙間にリンパ液が溜まり、変形してしまうトラブルとなってしまいます。

そのため、患部の根元から先端に向かってややきつめに、圧を均一に巻くのがポイントです。患部が気になるかもしれませんが、7日目には包帯が取れることがほとんどなので我慢しましょう。飲食物についても注意点があります。まず、アルコールについては原則1週間程度禁止となります。

その他については、ほとんど制限がかかることはありませんが、手術後3、4日は辛い物など、刺激が強い物は避けた方が良いでしょう。運動も術後3日までは控え、激しい運動は1週間は避ける必要があります。手術後、1週間程度は安静に過ごして方が良いと言えるでしょう。

まとめ

コンプレックスの解消などの理由から、包茎手術を検討している方もいるでしょう。手術自体は日帰りで行えることがほとんどで、術後も普通に歩いて帰ることが可能です。しかし、術後には患部を清潔に保つことや、包帯の巻き方などのアフターケアが必要です。

また、術後一週間は激しい運動やアルコールを避ける必要もあります。自己管理が大切となるため医院から注意点を聞いて安静に過ごすと良いでしょう。もし、心配なことや不安なことが出てきた場合は、アフターケアをしている医院もあります。注意点をよく確認して、快適な包茎手術を受けられるように心がけましょう。

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